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思考の道場

答えのない、問いのまわりをぐるぐると。

「そうであったかもしれない自分」と、物語。

あなたが小さいころ、好きだったことって何ですか? たまに子どもの頃の友人に会って昔話をするときって、何であんなに楽しいんでしょう。今よりもずっと、何も考えずに遊んでいた。もちろんその時々でつらいことはあったんでしょうけれど、人間都合いいこと…

物語を展開することと、遠くに行きたい願望

ここではないどこかに行きたくて、からだがむずむずする。 そんなからだを伴って、私はここ遠く離れたドイツにいます。 ドイツ語にFernweh(片仮名で書くとフェルンヴェーかな)という言葉がある。 Homesick(ドイツ語だとHeimwehハイムヴェー)の言わば対義語…

現実という強固な物語

現実が強固すぎると、つまり最も信じられている常識や習慣、価値観以外のそれらがあるかもしれない、ということが疑問に抱かれすらしないと、息苦しく感じる。 答え以前に、問いが共有されていないのは、苦しい。 現実が一つの強固なファンタジー、物語だと…

作品を味わうということ

「明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるかのように学べ」 とガンジーは言ったらしい。 私はこの言葉が好きなのだけれど、 最近、この言葉について考えている。 明日死ぬかもしれないのに、どうして学んだり、本を読んだり、作品を味わったりするのだろう…