幸せを願う
最近、前よりも、家族や恋人や友人が、幸せでいてほしいと思うようになった。
正直なところ、これまでは「他人の不幸は蜜の味」と思うこともあった。幸せとか成功している人を見ると焦り、そうでない人の話を聞くとどこかでほっとしている自分がいた。そんな自分が嫌でもあった。
最近は、人と違うこととか好きなことをやっている人を見ると面白い!と思うようになったし、周りの人は楽しそうでいてほしいと思うようになった。
自分の状況だけ見ると、以前とたいして変わっているわけではない。よって、自分の心の持ちようが変わったからだと思う。
以前と変わったなと思うようになったこと
①自分に寛容になった
以前は、怠けている自分とか全力で頑張れない自分とか飽きっぽい自分とかネガティブな感情をもつ自分とか寛容でない自分とかが大っ嫌いで許せなかったけど、最近は前より、まあ、そんなんでもいいじゃん、と思えるようになってきた。「自分に寛容でない人が、どうして他人に対して寛容になれるか。」私の意識が変わったのはこの一言である。それ以来、自分に対する嫌悪感とか罪悪感みたいなものが、前より減ってラクになれた。
②自分を意識することが減った
自分に対して、まあいいじゃん、と思えるようになったからか、自分を意識することが減ったように思う。以前は自分のできることは○○でできないことは○○○で、、、と挙げて行って、挙句の果てにできていないことばっかりカウントしていらだっていた。勿論今でもできないことばかり・・・と落ち込むことはあるけれど、できないのが当たり前。世界には問題がたくさんあって、自分自身に対して嘆いているヒマなんてない。自分に何ができるか、ということにフォーカスすると、自然と自分の外に目が向くようになる。
③興味の幅が広がった
前より興味の幅がぐんと広がった。様々なものの間のつながりを見出せるようになってきたからかもしれない。植物、鉱物、旅、時間、仏教、茶道、ヨガ、等々。次々と興味の対象が出てきて、ワクワクすることが増えた。
話を戻すと、自分に対してまあいっかと思えるようになり、外に目を向けることが増えた。人と比べることも少なくなったのか、人の話を聞いて焦ることも前より減ったように思う。むしろ、楽しそうにしていてほしい。幸せでいてほしい。こんな生き方もあるんだ、楽しそう!って思える方が自分も楽しいことに気が付いた。
2015年は心を鍛える年、と年初めに決めたのだが、ぼちぼち実行中である。