思考の道場

答えのない、問いのまわりをぐるぐると。

2016年によく読まれた記事たち

去年書いた記事の振り返りをしていなかったので、年が明けちゃったけれど振り返りたいと思います。google analyticsは2か月くらいしか使っていないので正確ではないのですが、以下のような記事がよく読まれました。それではどうぞ。

 

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 一番読まれた記事は、マンガ「orange」の考察記事。オレンジはストーリーよりも装丁に惹かれて読んでいたんですが、読んでいくうちにけっこう考察しがいがあるかも?と思って書きました。後悔のある人生はあるのか?という話。シリアスさとギャグっぽさのバランスがよい作品です。

 

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 後悔についてはこっちの記事でも触れています。こちらもよく読まれました。

 

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私の大好きな京都アニメーション山田尚子監督作品。彼女の作品はアニメーション映画を見るきっかけともなりました。「聲の形」は障害というテーマに真っ向から取り組んでいる一方、主人公が「顔を上げる」ようになるまでの青春物語でもあります。障害を個性の一つとして描いている意欲作。

 

 

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 じわじわと読まれている記事。ヨーロッパにいると壁の落書きがそこらじゅうにあります。たいていは名前を記載しているもおなんだけれど、ときどきはっとするような絵に出合います。街歩きが楽しいですね。チェコの有名な「ジョンレノンの壁」についても紹介しています。

 

 

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 美術館によく行くので、その楽しみ方を書きました。知識を得るというよりは、ぴんとくる絵に出合いに行くんです。美術館に行くとぐったり疲れるので、省エネモードでのまわり方なんかについても書いています。アートに関する記事は今年増やしていきたい。

 

 

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ちょうど一年前くらいに活字が読めなくなって、そのときに何をしたかを綴った記事。落ち込んだときや、好きなことから離れたくなったときに覚えておきたいことを書きました。

 

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 それぞれマンガと小説のレビュー記事。どちらも家族というテーマについて触れています。いわゆる純文学の考察は人文学っておもしろい?でしていますが、マンガとか児童文学とか、やわらかい作品について考察するのも好きです。(純文学と違ってぐぐってもレビューが少ないから、自分で書きたくなるのもある)

 

 

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 こちらも山田尚子監督の映画。「たまこラブストーリー」は、新しいことを始めるとき、環境が変わるとき、不安になるときに見ています。ドストレートのラブストーリーですが、見るとじんわり一歩踏み出す勇気が出ます。演出が実写映画みたいなので、アニメ苦手な人にもおすすめしたい作品。

 

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 こちらはよく読まれたというわけではないんですが、個人的に気に入っている記事です。静かにたんたんと語ることの大事さというか、そういう声が聴こえる場所をつくっていきたい。声高に叫ばれる極端な「答え」よりも、静かに発せられる「問い」に耳を傾けていきたい。そういった意味で自分の原点にかえる記事でもあります。

 

よく読まれた記事9つと、お気に入り記事1つを選んでみました。お気に入りの記事みたいな記事をあんまり書いていないことに気付いたので、今年は多様性とか、問いの共有とか、アートの意味とかについてもっと触れていきます。もちろん作品レビューは引き続き。(何か取り上げてほしい作品の募集もしたいです)

 

あらためて今年もよろしくお願いします。