思考の道場

答えのない、問いのまわりをぐるぐると。

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【旅行エッセイ】 今日のおかずはきんぴらごぼう

というのは願望です。無性にきんぴらごぼうが食べたくなりました。 きんぴらごぼうは何回つくってもどうも旨くできません。ごぼうが上手くささがきできないからかな。それとも辛いのが苦手ゆえ、七味を思いきってかけられないからだろうか。 ★★★ 5月は連休が…

【旅行エッセイ】 ポルトガルシントラというまち

リスボンから電車で40分くらい行ったところにある、シントラという街に向かう。 ドイツもそうだけれど、ヨーロッパの列車にはボックス席が多い。 そしてそのボックス席は新幹線の座席みたいにくるりと回転することなんてなくて、3日間放置された餅のごとくど…

【旅行エッセイ】 ポルトガルリスボンというまち 2

リスボンの第一印象は、ドイツと全然違うということだった。 それだけでもここまで来たかいがあるというものだ。 まず椰子の木なんて生えている。道はでこぼこ、車の来ない赤信号の前で待っていたりしない。建物はそこまで重厚感がないし、ピンクだったりと…

【旅行エッセイ】 ポルトガルリスボンというまち

ベルリンから3時間半、ヨーロッパの最西端にポルトガルという国はある。 ポルトガルという国にイメージなんてなかった。言い方は悪いけれどスペインのおまけ、スペインの横にちょっとくっついた国。 でもイメージがわかないからこそ、スペイン行ったことない…

【旅行エッセイ】 街に恋して

無性に旅行記が読みたくなる、ことがある。 世の中には旅好きの人がたくさんいてそういう人と比べると私は全然なのですが、遠くに行きたい願望だけは立派にあるみたいで、そういうときに旅行記が読みたくなります。 というわけで角田光代さんの「いつも旅の…

【Webエッセイ】 身の回りのものを、柔らかな視線で包んでみたい。

永遠に続くかと思われた冬(誇張表現ではない)がやっとその終わりを見せてきた、ドイツ。 留学生活も残り三か月を切って、そろそろカウントダウンが始まったかな、という頃。 やっとやっと、身の回りが春めいてきました。 新緑が目に柔らかな視線を注ぐ中、…