2016-01-01から1年間の記事一覧
#anime_eupho 響けユーフォニアム2の10話、すごくよかった、、なんて言うと陳腐すぎる表現だけど、個人的に一期と合わせた中でもベストだった。演出、構成、この回がクライマックスになるような話の持っていき方。久美子が「感情を爆発させた」ことの成長の…
クリスマスの季節がやってきますね。クリスマスといえば、数年前に「くるみ割り人形」のバレエを見に行きました。あの有名な童話の舞台です。クリスマスバレエの定番だそう。 私にとっては初のバレエ鑑賞でした。でも正直言って、つまらなかったんですね。ま…
わかりづらい内容を、簡単にすることなくでもわかりやすく伝える文章が書けるようになりたい。そういう私のお手本は内田樹氏である。彼の文章のおかげで一時期勉強がとても楽しかった。— 沙妃 (chikichiki303) (@sophieagermany) November 15, 2016 多かれ少…
ハリーポッター8作目「呪いの子」読了。脚本形式だから最初は入りづらかったけれど、途中からはすっかりポッターワールドへ。3組の父と子をめぐる話だった。ミステリー調の構成や、魔法をめぐるトラブルは相変わらずでハラハラ。ハリーポッターは中毒性があ…
私の大学の図書館は主に地下に書架があって、階段をとんとん降りて地下二階に行くと、ふわ~と本の匂いが鼻をくすぐる。その瞬間私はなんだかくすぐったい気持ちになる。つんとした古い、紙の匂い。 ドイツに留学してたときの授業のない時間は、大体学校の図…
ハチ公のハリウッド映画版を見た。そう、たぶん日本一有名なあの犬についての映画である。結構ハチ公の視点で描かれているからか、素直に見て思わず泣いてしまった。何と言ってもハチ公が迷いなく飼い主であるリチャードギア(役名忘れた)のもとに走って行く…
不安、不安、不安。何が不安かって言うより、不安というその感情自体がキライ。 今の時代は、先行きが不透明で不安になりやすい時代だと言われています。先行きが不透明ということは、この先どうなるかわからないと言うこと。つまり、今までと同じじゃなくて…
漫画のレビューが続きます。今回取り上げるのは、吉田秋生「海街diary」。 海街diary 7 あの日の青空 (フラワーコミックス) 作者: 吉田秋生 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/01/08 メディア: コミック この商品を含むブログ (29件) を見る 「死」はど…
最近、ごはん漫画?グルメ漫画?って多いですよね。TSUTAYAの漫画にも、グルメ漫画コーナーって言って一角できているし。 私は現実世界では全然グルメではないけれど、食に関する文章は好きで、そちらの方が食指が動く。というわけで、グルメ漫画にも手を伸…
映画レッドタートル鑑賞。本当に台詞が無かった。誰が見てもわかる話で、それをそのまま受け取るのかそうじゃないのか、受け取り方をすごく考えさせられる作品。静かで美しい映画のはずなのに、どこかぞっとするほど不気味なのはなぜだろう。観客に委ねられ…
日々生きていくなかで最も必要なものって睡眠と食事だけれど、さて睡眠は睡魔が襲ってきたときに貪ればいいものの、食事はそうは行かない。買ってくるなり食べに行くなりつくるなり、睡眠に比べるとやや能動的に動く必要がある。料理は人類が今日食べること…
あ、今気が利かないって思われたかな。 ばかだなって思われたかな。 失礼って思われたかな。 .......などなど。人に囲まれて、というか学校や職場という人間関係に囲まれていると、まあ一度くらいは考えてしまう、この問い。 周りが気になって仕方ないときっ…
「聲の形」鑑賞。これは障害でも恋愛でも青春でもなくて、一人の男の子が「顔を上げる」までの話。どうしようもなくすれ違ったり、理解し損ねたり、傷つけたりする描写は、カタルシスとは正反対のところにあってある意味で圧巻。絵はもう見ていて快感になる…
言葉、ことば、コトバ。人が人へ、紡ぐもの。ひっそりと咲く花のごとく、そこにそっと佇むもの。言葉は人を傷つける。自分を縛るし、相手だって縛ることがある。一生あの人の一言が忘れられないこともある。言ったことの根拠や具体例を示せと言われて、ぐっ…
秋の夜長には、エッセイが読みたくなる。のかどうかはわからないけれど、定期的にエッセイが読みたくなる時期があり、だからここ最近は書く方も、めっぽうエッセイめいたものになってしまっている。エッセイめいたものはなんだろう、パソコンじゃなくて、ス…
引越しの多い、人生でした。生きてきた年数はそんなに長くないけれど、私は同じ場所に3年以上住んだことがない。だから住んだ場所の数は増えてく一方だったけれど、本の数は一向に増えなかった。引越しがしみついているのか、私は自分の部屋にいるとつい、次…
最近ちょくちょくアニメ映画を見ているので、まとめてみました。アニメって子どもの頃見ていたドラえもんやコナンで止まっていたんだけれど、蓋を開けてみるとアニメってとっても面白い。実写よりも表現の幅があり、演出や描写に監督の個性が出るからです。…
世の中にはいろんな人がいる。なんて、そんな古くさい言い回し、使うつもりなんてないけれど。でもやっぱり、そうとしか言えないときもある。ドイツに行っていたとき、私の周りにはスペインとかイタリアとか、いわゆるラテン系の人たちが多かった。彼らは会…
なにか読みたいなあって思ったとき、あなたは本を買いますか?それとも本を借りますか? 私は本を買うことの方が多いのですが、大学の図書館があるので高い本なんかは借りています。貸本はカバーが剥ぎ取られていて、目で楽しめる要素は少ないのですが、その…
友だちと、人文学に特化したブログを始めました。まずは小説を題材に、ゆるく対談からやっていきます。よろしくお願いします。 https://t.co/DARVucHmJp— 沙妃 (chikichiki303) (@sophieagermany) August 27, 2016 まずは、「フラニーとズーイ」をめぐる対談…
風土や気候といったものと文学は、一体どういう関係にあるのでしょうか。
気付いたら大分経っちゃったのですが、先日初オフラインサロンに行ってきました。内容よりいつも読んでいるブログを書いてらっしゃる方たち、どんな方なんだろう?って興味をもっていったので、反省したのが、話されている内容についてもっと考えてくればよ…
ジブリ映画「風立ちぬ」に関する考察。
東京に戻ってきて改めて、時間の流れがはやいなあと感じる。歩いているとどんどん抜かされるし、エスカレーターでもたくさんの人が隣を過ぎ去っていく。流れにのるのは簡単で立ち止まるのは難しいって思っていた。けれど自分の内側の流れを意識すれば、そん…
少し前になってしまうのですが、一日が一番長いときに北欧に行ってきました。 デンマークのコペンハーゲン、スウェーデンのストックホルム、そしてエストニアのタリン。ちなみに私は行くまでバルト三国は東欧だと思ってたのですが、国連だと北欧に分類されて…
ヨーロッパで中々見かけないもの。 駅の改札、24時間営業のコンビニ。 日本人がやっている寿司屋、雨の中傘をさす人。 そして、落書きのない街。 ドイツに住んでいて、そしてヨーロッパの国を旅行していてどこでも出会うのは、グラフィティ(壁の落書き)。…
10ヶ国15回Airbnbで宿泊した経験をもとに、安全に使う方法や、いい宿の見つけ方を綴ります。
あなたが小さいころ、好きだったことって何ですか? たまに子どもの頃の友人に会って昔話をするときって、何であんなに楽しいんでしょう。今よりもずっと、何も考えずに遊んでいた。もちろんその時々でつらいことはあったんでしょうけれど、人間都合いいこと…
って書きましたが、別にそっち系の話ではありません…ってこのブログを読んでくれている方なら察しがつきます…はず。 ところで性にまつわる話を下品になりすぎず、学術的になりすぎずにさらっと書くには器量がいる気がします。 文学史と言われるリストに名を…
すいか、花火、下駄響き。 風鈴の音色に、日暮れのそよ風。 夏はどうも、ノスタルジックな匂いがする。 夏の空は高い。この辺には高い建物なんてないから、ふと顔を上げて腰を上げて目線を上げると、そこには私の視界を超えた空が広がっている。 下ばっかり…