思考の道場

答えのない、問いのまわりをぐるぐると。

オルテガ「大衆の反逆」  内田樹  メモ

 

知に働けば蔵が建つ (文春文庫)

知に働けば蔵が建つ (文春文庫)

 

 

学びには、二つのタイプがある。

  • 自分に+α型 無時間モデル

現在の自分に付加価値を付ける、追加する、コーティングするイメージ

例:スキルアップ(英語の勉強、資格取得)

 

かける時間が短ければ短いほどよい

短期間で成長する、もこちら

 

  • 自分変化型(変化の仕方も変化する?)時間モデル

自分の価値観が変わる、パラダイムシフトが起こる。

前とは違う自分になる。

世界・周りの見方が変わってくる。

 

時間の中でしか変化は起こりえない。

 

本や周りで言われる学び(成長?)は、①で言われるものが多い気がする。

なぜか?

 

私たちは自分が変化することを、どこかで嫌がっているのでは?

自分のアイデンティティ(自己同一性)が大事である

アイデンティティはそもそも最近の概念である(EHエリクソン

 

一貫性が大事にされる。

 

自分というものが変化せずにある、ということが望ましいとされている。

 

(夢の一貫性、性格の一貫性、性格診断)

 

変化は、矛盾を生む。私達は、自分の中の矛盾に耐えられないのかも?

(自分はそう。)

 

★なんか、違う気がする、(たぶん直観)でも反論できない……は、納得できる(言葉にできる)まで引きずっておくこと

 

 でも、人はそもそも矛盾した生きものなのでは?

 

変化を嫌うと、異質な者を受け入れられない。

異質な者に出会うと、自分の価値観が相対化される。←それに依拠した自分が崩れ去る、からだ。

それを恐れているのでは?(自分はそう)

変化した後の自分を想像(予想)できない。

 

???なんで変わらないことが、良しとされるのか。

(「予測」不可能になるから?予測不可能だから?)

↑ここをもっと考えてみる。

 

個性とかこだわりとかアイデンティティとかって、不要なのかも。

 

自分の能力・資産は自分だけの者ではない。